レースフックをブーツにつけて着脱楽々!取り付け方や必要な道具を紹介します!

ブーツは脱ぎ履きするのがめんどくさいので履きたくなくなった。
もっとブーツの脱ぎ履き簡単にしたい。

ブーツを履くときはしっかりと靴紐を締め上げて履くため、時間が掛かってしまい面倒と感じる方も多いと思います。


また、ブーツを脱ぐ時も靴紐を緩めなければ脱ぐことが出来ないため面倒になってしまい最終的にはブーツを履かなくなってしまったり。。。

そんな時にはレースフックを取り付ければブーツの脱着が簡単に行えてよりブーツを楽しむことが出来ます。


今回は、レースフックの取り付け方法について解説していきたいともいますので是非参考にしてください。

ブーツを履くならレースフックの取り付けがオススメ!
素早くシューレースを結べるのであると便利です!

レースフックとは


レースフックはクイックレースやカギホックと様々な名称で呼ばれており、フックにシューレース(靴紐)をかけるだけで簡単にシューレースを締め上げることが出来ます

一般的にブーツでは上部の3カ所の部分にレースフックを付けることが多く靴修理屋さんでも依頼すれば1か所500円ほどで取り付けしてもらえます。


最初からレースフックがついてるブーツもありますので初めからレースフックがついてるブーツを選ぶと脱ぎ履きがしやすいのでおすすめです。

レースフックの大きさ

レースフックの大きさは2種類ありレースフック大(#3911)とレースフック小(#1600)があります。

名前頭の直径足の直径足の長さ
レースフック大9㎜4.6㎜6㎜
(革の厚み4.5㎜以下推奨)
レースフック小7㎜3.7㎜3.5㎜
(革の厚み2.5㎜以下推奨)

どちらを取り付ければよいかは使用しているブーツのハトメの直径で選択するようにしましょう。

穴の直径が3.7㎜前後であればレースフック小(#1600)を選び、直径が4.6㎜前後であればレースフック大(#3911)を選択することとなります。

一般的にレッドウィングや100マイルブーツのハトメの直径は約5㎜なのでレースフック大(#3911)を選べば問題ありません。

ちなみに100マイルブーツに初めからついているレースフックはレースフック大(#3911)が搭載されていました。

レースフックの取付具

レースフックを取り付けるには専用の工具が必要になります。


代用できるアイテムなど無いかいろいろと検索しましたが今のところ代用品はなく専用具を使用するしかありません。

オールマイティープレートも必要

早速、取付棒を用意しました。


合わせてオールマイティプレートも必要になりますので持っていない場合は揃えておきましょう。

取付棒の使い方

取付棒の使い方は簡単。

取付棒にレースフックを装着しブーツの穴に入れて留め具をはめてハンマーで叩くだけです。

100マイルブーツのレースフックを交換

今回中古で購入した100マイルブーツのレースフックを交換します。

前のオーナーさんが結構ひどい履き方をしていたみたいでレースフックの裏の菊割りがかなり開いてきておりベロ部分を傷つけてしまいズタズタに…。

また、足に金具が直接当たって歩くたびに激痛が走るので思い切って交換することにしました。

レースフックを取付する

早速、レースフックを取付します。

レースフックは左右で合計12個必要ですので忘れずに購入していきましょう。

あとは、無心でガンガンと叩いて取り付けていくだけです。

ただ、打つだけなのですがこれが地味に難しかった。

いくつか注意点があるので紹介しておきます。

1、真っすぐ垂直に打つ

当たり前のことですが取付棒を地面に向けて垂直に打ちましょう。

垂直に打たなければレースフックうまくかしまらないので取付することができません。

2、打っているときはレースフックがずれないように注意する

取付棒をハンマーで叩くのですが結構、強い力を入れて叩く必要があります。

その際に、ガンガンと叩いているとレースフックと取付棒の芯の位置がずれてしまい、いつの間にか取付棒がブーツを叩いていることが…

失敗すると画像のように取付棒の跡が付いてしまうので必ずレースフックの芯をとらえて叩くようにしましょう

3、地面は硬い場所で行う

最後に作業する場所は硬い地面で行いましょう。

ハンマーで叩いた力がしっかりとレースフックをかしめることができません。

最初は机の上で作業していましたが全くかしめることができなかったのでベランダで作業を行ったところうまくかしめることができました!

レースフック取付完了

12か所全て打ち切れば完了です。

最後にシューレースを通して完了。

今回は全てブラックニッケルに変更してみました。

ビフォーが無いのですがブラウンとブラックの住みわけがうまくできてカッコよく仕上がりました!

しかしながらこのブーツの右足、三段腹みたいなシワが入ってて気に食わないなぁ…。

中華製シューレース取付具について

ネットショップでは中華製のシューレースと取付具がセットになった激安セットも販売されています。

折角ですのでこちらも試してみたいと思います!

お値段も2000円前後で購入することができるのでとてもお買い得なセットです。

付属のシューレースはちょっと大きい

付属のレースフックの頭の直径は10mmとちょっと大きめ。

3911は9㎜ですが1mm違うだけで印象がだいぶ変わります。

ちなみにこのレースフックはレースフック側に穴が開いていて手打ち棒も穴に合わせたくぼみがあります。

レースフックにくぼみを合わせてセットするタイプになりますので3911には使用することができません。

私は3911に使おうと思い手打ち棒だけ拝借する予定で購入しましたが使えませんでした。。。

無理に使おうとするとしてもブーツを傷つけるだけないので絶対やらない方がいいです。

レースフックをレッドウィング9111に取り付け

折角、買ったのでこれは手持ちのレッドウィングの9111に取り付けてみました。

どうでしょうか?

レースフックだけに注目すればやっぱり大きいですが機能的に問題なく使うことができます!

このセットはお手頃価格でレースフックを取付することができるので試してみたい方におすすめです!

レースフックを自分で取り付けるについてまとめ

レースフックを使用すればブーツの脱ぎ履きがとても楽になります。
お店で依頼すると1か所500円×12か所=6000円ほど金額が掛かります。

自分で取り付けを行うこともでき専用工具さえ揃えれば簡単に行うことができます。


ただし専用工具はちょっとお高めなので2足以上レースフックの取り付けを検討している場合にとてもおすすめです。

作業自体はそれほど難しくありませんが慎重に行わなければブーツを傷付けてしまう可能性があるので注意が必要。


大切なブーツを傷つけたくないのであれば多少お金はかかりますがリペアショップでの作業依頼をおすすめします!

是非、レースフックを取り付けてブーツを楽しんでください!

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