
革靴を買ったけどのメンテナンス用のブラシってどれを選べばいいの?
種類が沢山あってどれを選べばよいか解らない。
革靴を購入した後はメンテナンスの方法が気になる方も沢山いるはず。
何をしたらいいか解らない方でもとりあえずクリーム塗っておけばいいのでしょ?という知識はあるハズ。
クリームを塗ることも大切ですがまず革靴のメンテナンスをする道具として1番初めに揃えてほしいのが靴ブラシ!
靴ブラシは革靴に付着したホコリや汚れを落とすことができまた艶を出すことができます。
今回は靴ブラシの選び方とおすすめの靴ブラシを紹介したいと思いますので是非参考にしてください。

汚れた革靴をピカピカにする作業はとても楽しく時間を忘れてしまいます。
奇麗な靴を履くと更に革靴が好きになるので是非メンテナンスしてあげてください!
目次
靴ブラシを選ぶポイント

革靴をメンテンナンスするために必要な靴ブラシは種類が沢山ありどれを選べばよいか迷ってしまいます。
まずは靴ブラシを選ぶポイントを押さえておきましょう
- ブラシの毛の種類
- ブラシのサイズ
- 毛の抜けにくさ
これらのポイントをしっかりと把握した上で自分に合った靴ブラシを選んでいきましょう。
靴ブラシの毛の種類
馬毛ブラシ

馬毛ブラシ…毛が柔らかく細いため革に傷が入りにくいので土やほこりなどの汚れを落とすのに最適。
履き終わった後やクリームを塗る前のメンテナンスに最適なブラシ。
革靴の表面の付着したホコリや汚れは革の油分を吸収してしまうため革靴の乾燥の原因に繋がってしまいます。
その為、革本来の美しさを保つためにはできれば毎日帰宅後に軽くブラッシングをしてあげることがとても大事です。
クリームを塗るのが面倒な方はブラッシングをしてあげるだけでも革靴を綺麗にすることが出来るので1本は必ず持っておきたいアイテムです。
豚毛ブラシ

馬毛と比較して毛が硬めでコシがあるため靴磨きに適しておりクリームを革になじませるのに最適。
革靴に塗布したクリームをムラなく延ばし艶を出すことが出来る仕上げ用の1本です。
繊維ブラシ

ナイロンで作られた馬毛ブラシと豚毛ブラシの中間の硬さで出来たブラシです。
特徴としては土やほこりなどの汚れ落としにも使用することができますしクリームを延ばし艶だしにも最適。
また繊維ブラシは毛が抜けることがほとんどないため使い勝手が非常によくオールマイティに使用することが出来ます。
その為、どのブラシを購入すればよいかわからない方やはじめての1本にお勧めのブラシです。
山羊毛ブラシ

山羊毛ブラシは豚毛ブラシよりも毛が柔らかく細いのが特徴。
毛量が他のブラシと比較して多いのも特徴で主に仕上げの艶出し用のブラシとして使用します。
豚毛でクリームを延ばした後に更に艶を出したい時や鏡面磨きの仕上げなどきめ細かい光沢を出す際に適しています。
靴ブラシのサイズ
大きめのブラシが最適!

靴ブラシは利き手でもち靴全体をしっかりとブラッシングするため大きめのブラシを選択するのがおすすめです。
全体的に効率よくブラシ掛けをすることができホコリや土をしっかり落とし塗布したクリームをムラなく延ばすためにはじめて靴ブラシを購入するときは大きめの靴ブラシを選択するようにしましょう。
100円均一のブラシ

100円均一でもブラシを手に入れることができます。
十分に使用することができるクオリティですが少し小型のブラシですので全体を一気にブラッシングすることができません。
毛の量も少ないため、入念なブラッシングが必要になってしまい細かなところまで一気にブラシ掛けすることができないのが懸念点です。
しかしながらホコリや土などの付着物を落とすには十分ですのでコストパフォーマンスに優れた靴ブラシです。
小型ブラシ

靴クリームを塗布する場合はペネトレイトブラシなどと呼ばれる小型のブラシを使用します。
小型のブラシでは適量のクリームを靴全体にまんべんなく塗布することができますので塗布用のブラシも用意しておくと効率が良くなります。
ブラシの毛の抜けにくさ

折角、ブラッシングをして綺麗になった革靴でも抜けたブラシの毛が付いていれば台無しです。
また、毛が抜けやすいブラシを使用するとブラッシングの度に毛が抜けてしまうのでストレスになってしまいます。
その為、毛が抜けにくい手植えのブラシがおすすめです。
しかしながら手植えのブラシは高額になりやすく中々手が出しにくいのが現状です。
機械で植えられた靴ブラシは手植えブラシと比較して安く手に入れやすいのですが耐久性が劣ります。
長く愛用しメンテナンスをより楽しみたいのであれば手植えブラシ、とにかく値段で選ぶのであれば機械式の靴ブラシがおすすめです。
ブラシの持ちやすさも大切

ブラッシングを行う時はブラシをしっかりと手で持ちブラッシングを行います。
その為、ブラシが持ちやすい形状のブラシの方が滑らず持ちやすいので形状にも注目をして選びましょう。
指を掛けることができるくぼみがあるブラシの方が持ちやすく滑りにくいのでおススメです。

ブラシにも種類がたくさんありますので、ホコリ落とし用と仕上げ用の2本持っておくのが基本です!
おすすめの靴ブラシメーカー
M.MOWBRAY(エムモゥブレィ)
エムモゥブレィはイタリア・トスカーナ州にあるシューケア用品を取り扱うシューケアブランドです。
プロの靴修理店から靴販売店や初めて革靴を購入した方までお手入れを楽しめるように革の栄養補給や汚れ落としなどの幅広いケア商品を販売しています。
革製品はケアをすることで長く使用することが出来経年変化を楽しむことが出来ます。
革の魅力を存分に楽しむことが出来のがエムモゥブレィ製品特徴です。
Collonil(コロニル)
コロニルは1909年にドイツで工場用の保革オイルの販売を開始した100年以上の歴史のある老舗レザーブランドです。
常に新しいテクノロジーを駆使した商品開発を行い、動物実験は一切おこなっていないため環境にやさしく世界中で信頼されて愛されています。
columbus(コロンブス)
columbus(コロンブス)は日本で1919年に創業された主にシューケア用品を製造・販売を行ってます。
千葉県にある松戸FACTORYでは靴クリームのスペシャリストが数十名在籍しており日々靴クリームの研究や開発を行っています。
また、原料のワックスの選定から製造・出荷までを一括して行っており日本製にこだわりたい方におすすめのメーカーです。
おすすめの靴ブラシを紹介!
エム・モゥブレィ 仕上げ用化繊毛ブラシ

エム・モゥブレィの靴ブラシはかための化繊毛を採用しクリームを伸ばしたり馴染ませることが出来ます。
耐久性もよく長く使うことができしっかりと光沢感を与えることが出来るのも特徴。
大きくも小さくもなく使い勝手のよい18cmのブラシはとても使い勝手がよくおすすめの靴ブラシです。
素材 | 化繊毛 |
サイズ | 183mm×50mm |
毛足の長さ | 約25mm |
コロニル 馬毛ブラシ
持ち手部分は指がフィットするようにくぼみがあるため持ちやすく大きさもちょうどよい17cmで全体を優しくブラッシングすることが出来ます。
100年以上歴史のあるコロニル製の馬毛ブラシは弾力性があり汚れ落としや艶出しに使用することができ靴だけではなく革製のカバンやジャケットのブラッシングにもお勧めできる1本です!
素材 | 馬毛 |
サイズ | 17.0cm(H)×5.4cm(W)×4.5cm(D) |
毛足の長さ |
コロンブス 豚毛 コロンブスブラシ

コロンブスの豚毛ブラシはハリ感がとてもよくクリームを均等に伸ばすことができ効果的に艶を出すことが出来ます。
日本国内で製造されるブラシは持ち手にもこだわり高級家具材に使用される山桜の間伐材を使用しています。
軽量で持ちやすいためハンドリングもよくサイズも17センチとちょうどよいため女性にも扱いやすい豚毛ブラシです。
素材 | 豚毛 |
サイズ | 約17cmx約5cm(持ち手手部分) |
毛足の長さ | 約23mm |
靴ブラシで革靴をブラッシングしよう!

靴ブラシは革靴をメンテナンスするためにとても重要なアイテムです。
毎日、革靴を履くビジネスマンはぜひとも1本は絶対に持っておきたいアイテムです。
ホコリや汚れを落とすだけでなく傷を消すことができたりクリームを塗ったり、まんべんなく広げることもできます。
是非、まだ靴ブラシを持っていない人はこの機会に1本手に入れて靴のメンテナンスを楽しんでみてはいかがでしょうか?